【2段エアロバー禁止?】

●またもUCI規定で締め付けが厳しくなるようです。昨日のツールドフランス第18ステージ(個人TT)では適用されませんでしたが、今後は肘当てが底上げされた形のエアロバーは使えなくなりそうです。ベントのキツいブルホーンも対象となりそう。今期から広過ぎる翼断面バーも規制されましたから、規制話が続きます。なんでも「高過ぎる肘当てからブルホーンに手を移す時に危険だから」というのが理由の一つ。一時のラルプハイマーやランディスのように上体の前で腕を畳んでしまうポジション抑制の意味もありそうだと結ばれています。

●Jens Voight's (Saxo Bank)の Specialized S-Works Shiv。これなんかまともに引っ掛かります。



●サクソバンクの他選手のSpecialized S-Works Shiv。これは比較的低い。Shivはサイズオーダーでなく4サイズ展開で来年春に発売が予定されていたようですが、ヘッド上面までの高さは各サイズ全て同じで、この高床式な肘当てで微調整するタイプだった為、変更を余儀なくされそうです。


●Skil-Shimanoの面々のアップ風景。当然、PROを使用していますので問題なしです。

RabobankDenis Menchovが使うGIANT-TCR TRINTY ADVANCED SL。トリニティはポジションの多様差が売りの一つなので、問題はないでしょう。

●Quick Stepが駆るSpecialized-Transtion。VisionのTrimax aeroBar使ってます。ベントがかなりキツいので微妙です。

Milramが使うVisionの後付けエアロバー。

Liquigasの使うCannondale Slice Hi-Mod。こちらもクイックステップと同じでビジョンのトライマックスを使用しています。

●Lampreの使うWilier-Tri Crono。幅広〜っ。エアロバー部分に補助ブレーキを増設してあります。

●Katushaの駆るRIDLEYのDean。使っているのはDedaのエアロバー。

●こちらもカチューシャ仕様のリドレー-ディーンだが、デダの別バージョンのエアロバー使っています。

●Columbia-HTCのSCOTT-PLASMA3。シマノ共同開発なんでPROの特注が奢られていますが、これはダメになりそう。


●Cofidisの使うLOOK596。エルゴステムで、ビジョンのエアロバーが着いてます。


●Bouygues Telecomの駆るTIMEーRXR。使っているのはビジョンのエアロバーですが、本体から浮いているのは新しい規則的にはどうなんでしょうかね?


http://www.cyclingnews.com/features/time-trial-tech-whats-a-two-level-bar-and-why-does-it-matter