【TIME-SKYLON AKTIV】

MTG03182015-04-05

●「TIME」の2015年モデル『スカイロンアクティブ』、組み上げました。カラーはレッドグロスのXSサイズです。組み上げ前にフッ素コートしたり、タイヤが近い部分に自動車用のカーボン地カッティングシート貼り付けたり、いろいろしています。

●走行可能な状態で6.26kgでした。ホイールはライトウェイトのマイレンシュタイン オーバーマイヤーで、コンポーネントはカンパニョーロのスーパーレコードEPSです。ペダル+ボトルケージ2ヶ付き。思ったより軽いです。

●スカイロンアクティブのアクティブフォーク、535g。スカイロンのノーマルフォークが372gほどだったので、163gプラスされてます。ゴツいです。

●スカイロンアクティブのヘッドパーツ。シール込みで69g。実はZXRSから変更されていて、ヘッドセットカップはスカイロン専用でIZONともZXRSとも違います。下ワンベアリングは外径52mmと超でかい。上ワンベアリングは外径45mmで、ZXRSの『下ワンベアリング』と同じ。剛性マシマシな仕様です。

●カンパニョーロEPSをフレームに組み上げる前に動作確認と充電。コレ、結構重要。

●ワイヤー内蔵用の穴はプラスチックのグロメットで塞ぐ。このパーツはTIME純正の電動パーツキットに入っています。

●BB後ろの穴も塞ぎます。右側の穴はフロントディレイラー用のワイヤー出口穴、左側がBB内部にあるワイヤーガイドの固定用ネジ穴です。フロントディレイラー用のワイヤー出口穴を塞ぐためのグロメットは電動パーツキットに入っていますし、BB内部のワイヤーガイドは電動にしても外さなくて良いのですが、いまいちカッコ悪かったので、カンパの9S用チェーンピンをロックタイトの低粘度タイプで固定しました。

●ホイールはライトウェイトのマイレンシュタイン オーバーマイヤーにしました。タイヤはハッチンソンのプロツアーチューブラー24cです。

●ハンドルまわり。ステムはモノリンクアルティウムステムの100mm、ハンドルはエルゴドライブの外〜外42cmです。EPSのインターフェイスはZXRSの時にいろいろ場所を試して、ココが乗車時も確認しやすく、ベストと判断しました。

●フロントまわり。ゴツイです。ブレーキシューはライトウェイトの純正(スイスストップ社製)のものに交換済み。このあとポラールのスピードセンサーを取り付けますが、ホイールのロゴあたりにマグネットが封入されているので、ホイール側にはつける必要がありません。

●クランクまわり。クランクは2015カンパニョーロ-スーパーレコードの170mm、ギアは53/39Tです。EPSのフロントディレイラーも2015年でマイナーチェンジして、羽部分が強化されていますね。

シートチューブとサドルあたり。よかった、ロゴ切れなくて(笑)。XSサイズですと、BB中心からロゴの上端まで590mmでした。シートクランプが18mmありますが中に9mmほど入るので実質9mm、サドルクランプとサドルの厚さが59mmありました。私のBB〜サドルトップが675mmですので、675-590-59-18=8mm、結構ギリギリでした。サドルはセラサンマルコのアスピデ スーパーレジェーラ TIME仕様です。コレも限定ものです。

トップチューブ後ろあたり。リアブレーキワイヤーはトップシューブ上から出ていますが、実はS以上の大きいサイズは下から出ています。つまり、サイズによってブレーキへの距離と角度が変わるため、サイズによってワイヤーリードを変えているということ。『さすがはTIME!』と唸りました。リアブレーキは敢えてのモノピボッドタイプ。シートチューブ内にEPSのV2バッテリーが内蔵されているので、電源オフ用のマグネット(これを巻いていると放電しないし、変速もしない)を巻いています。この巻く位置が結構シビアです。

●リアディレイラーまわり。とりあえずスプロケは11-23Tをつけています。この写真ではわかりませんが、リアディレイラーの端がよく傷つくので、カーボン柄のカッティングシート貼ってます。自動車の外装用だから安くて丈夫です。チェーンステーからのケーブル出口は純正のグロメットがかなり硬かったので、EPS用のものを加工して付けました。